神奈川シルバーバーチ読書会


2023年12月17日 学習のポイント

 

1)人間観

  ①人体の構成・人体の仕組み

  ・肉体に並行して同じ形をした霊的身体が同じ場所に存在している

  ・人間の真実の姿は、目に見える肉体と目に見えない霊的身体が重複した存在

  ・霊体からはオーラと呼ばれる霊的光、生命エネルギーが出ている

  ・霊体は成長に従い、グラデーション的に荒っぽい霊体から精妙な霊体へ変わっていく

  ・人間は、霊、霊の心、霊体と、肉体の心、肉体という5つの構成要素から成り立つ

  ・人類の誕生は、その霊的部分が加わり、二重構造になったときから始まる

  ②霊と、魂(霊の心)

  ・霊の心のことを魂とスピリチュアリズムでは定義する

  ・霊は人間の一番の中心、核であり、大霊の分霊である

  ・霊の心(魂)は霊の表現器官であり、知情意として表現される

  ③心・意識とは

  ・一般の地上人には霊の心(霊的意識)と肉体本能の区別がつかない

  ・地上人が心として自覚しているのは、霊の心の一部分と肉体本能の意識

  ④霊の成長(霊的成長)とは

  ・魂の窓を開いて、多くの霊的エネルギーを取り入れられるようにしていくこと

  ・神から与えられた分霊を、霊的種子として霊の潜在的資質を引き出していくこと

  ・神の完全性を目指して、一歩一歩神に近づいていくこと

詳細はスピリチュアリズムの思想体系Ⅰー①人間観参照→

 

2)再生観――(生まれ変わり現象)

  ①再生の歴史

  ・インド宗教や仏教は再生を主張してきたが、キリスト教やイスラム教は否定してきた

  ・スピリチュアリズム内部においても、肯定派のフランスと否定派のイギリスが対立

  ・最終的にシルバーバーチによって、再生の真相が初めて明らかにされた

  ②一般的再生観の間違いとシルバーバーチの再生観

  ・霊能者による前世探しや退行催眠に表れるパーソナリティは霊界には存在しない

  ・死んで魂が肉体を離れ、再生のときに別の肉体に宿ると考える再生も間違っている

  ・死んで肉体から離れた魂が、霊界で別の大きな魂の中に溶け込み、大きな魂(類魂)

   の別の一部が分割して地上に再生する、とシルバーバーチは教えた

  ③類魂(グループソウル)――再生のメカニズムの奥義・重要ポイント

  ・霊界では霊的成長度の同じ者同士が集まり、霊的家族を形成する

  ・霊界では地上では起こりえない、各人の魂、霊の心が一体化し、集合化する

  ・その集合化した大きな魂のことを「類魂」と呼ぶ 

  ・そこでは、意識の融合化、一体化がなされ、全体と一人が融合するような状態になる

  ・シルバーバーチは類魂をダイヤモンドに例え、それに多くの相があるとした

  ・そしてその相の一つ、あるいは複数の相が再生すると説明した

  ④再生の目的

  ・霊的家族全体の霊的成長のため、一人が再生し、地上の体験を持ち帰り、

   類魂全体が共同成長の道をたどる

  ・個としての、前世のカルマの清算のため、カルマをつくった本人が地上に降りて、

   全体の成長の足枷になっていたものを無くす

  ・人類救済の使命のため、高級霊がスピリチュアリズム普及のために、地上に降りる

  ・再生しなければ、死後霊界に入った霊は、永遠に進化できない

詳細はスピリチュアリズムの思想体系Ⅰー7類魂と再生について参照→

 

参加者の感想→

 

 


2023年11月19日 学習のポイント

 

1)死後世界観ー霊界

  ①霊界の界層

  ・霊界は無数の界層から成る一つの世界

  ・全ての界層が重複して存在する

  ・霊的成長度によって赴く界層が決定する

  ・異なる界層間での交流ななく、厳格に住み分けが成されている

  ・霊的成長にともない、より高い界層へ移動する

  ②霊的家族の形成とそこでの共同生活

  ・霊的親和性によって霊的グループ(霊的家族)を形成する

  ・霊界には無数の霊的家族が存在する

  ・霊的家族ごとに共同生活を営む

  ・全員が仕事に従事するー完璧な適材適所が実現している

   ー仕事は他者への奉仕活動ー“利他愛の実践”

  ③霊界の環境と様子

  ・霊界は明るく、洗練された美しい世界

  ・全ての点で幽界より次元の高い世界ー移動のスピード・コミュニケーション

   ー霊的身体の霊的洗練度・思念の形体化

  ・高い世界ほど明るく光輝く世界

  ・“利他愛”だけが存在する世界

  ・界層が上がるにつれて地上の“男女差は消滅”していく

  ④地上の愛のゆくえ

  ・両者の間に“情愛の絆”があるとき、死の直後に再開できる

  ・幽界では、地上の愛情関係が再現される

  ・霊界では、それぞれの霊的成長度に応じた界層に分かれる

  ・但し、異なる界層に入っても上の界層の者が下に訪ねることができ、悲しみはない

詳細はスピリチュアリズムの思想[Ⅰ]ー⑥参照→

 

2)イエスが興した“スピリチュアリズム”の全体像

  ①スピリチュアリズムの定義

  ◎救済の観点から見たスピリチュアリズムの定義

   ・霊界主導の地球人類救済計画 

   ・霊的真理による地球人類の救い

  ◎宗教の観点から見たスピリチュアリズムの定義

   ・霊界主導の人類史上、最大の宗教革命

   ・霊的真理による地球上、最大の宗教革命

  ②救済の観点から見たスピリチュアリズムの全体像

   ・地球上のさまざまな悲劇は霊的無知が原因

   ・霊的無知から物質中心主義と利己主義が生まれた

   ・霊界は霊的無知を解決するために地上に霊的真理を降ろした

   ・霊的真理によって霊的知へと変わり、実践して霊中心主義と利他主義へと変わる

   ・拡大していくことで霊的同胞世界が実現していく

  ◎霊的真理から救いに至る自力救済のプロセス

   ・霊的真理の正しい理解から始まる

   ・霊的真理の正しい実践を行い

   ・最終的に正しい信仰心へと至る

   ・真の救いとは自力救済による霊的成長のことである

  ③宗教の観点から見たスピリチュアリズムの全体像

  ◎スピリチュアリズムによる宗教革命とは

  ・霊的真理の普及によって、地球上のすべての宗教を

   霊界の宗教に置き換えようとする、宗教の大変革のこと

  ◎地上の宗教の実態(宗教の問題点)地上の宗教は、霊的に見るとすべて失格

   1.霊的無知から間違った教えを説いている

   2.本来の使命を果たしていない――宗教の使命は霊的成長を促すこと

   3.人類にとって有害な存在になっている――人々の魂を霊的牢獄に閉じ込め

    霊的成長を妨げている

   4.組織エゴを増大させ、戦争・紛争などのさまざまな悲劇をもたらしている

    →地上の宗教は、“人類の敵” 人類にとって存在しない方がよい

  ◎霊界の宗教とは

   1.すべての霊が「唯一・共通の宗教」を信じている

   2.信仰対象は大霊である「神」と神が造った「摂理」

    ――すべての霊が、神の摂理による支配を認識している

   3.摂理に一致した生き方が、そのまま信仰実践となっている

    ――霊的成長に関わる「利他性の摂理」と「カルマの摂理」

   4.霊界の宗教には、地上のような宗教組織や宗教形式はない

    ――あらゆる点で、地上の宗教とは正反対

  ◎真の宗教=霊界の宗教=スピリチュアリズム(超宗教)

  ◎霊的真理の普及によって達成される人類史上“最大の宗教革命”

   1.霊的真理の普及にともない、地上の間違った宗教は消滅していく

   2.スピリチュアリズム(霊界における唯一の宗教)が地上に確立するのは、

    長い期間がかかる(何百年~千年)

   3.スピリチュアリズムによる宗教革命の成功は、すでに確定しているが、

    革命が完全に達成されるまでには、悲劇・不幸・苦しみが続くことになる

 

 

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2023年10月15日 学習のポイント

 

1)死生観

 ①死とは

 ・人間にとって最大のテーマ、避けられない宿命であり、悲劇・不幸・悲しみ

 ②死に対するさまざまな考え方

 1.唯物論的考え方

 ・人間は死によって無に帰し、死後の生命や死後の世界はない

 ・霊魂や死後の世界を信じることは、時代遅れの考え方

 2.宗教における一般的な考え方

 ・死後の世界があり、地上の生き方によって、天国か地獄が決められる

 ・従来の宗教が説く死についての考え方は、説得力がなく理性を納得させられない

 ③スピリチュアリズムの登場(19世紀半ば)

 ・死の問題を科学万能主義に時代に再登場させた

 ・宗教形式ではなく、霊的事実に基づく新しい霊的思想として、死の問題に解答を示す

 ・さまざまな心霊現象の科学的研究から、霊魂説の正当性を客観的に証明した

 ・従来の宗教の死生観は、信じるか信じないかの信仰問題だった

 ・スピリチュアリズムは、誰にとっても共通の事実、唯一の死生観を確立した

 ④スピリチュアリズムの死生観

 1.死の定義

 ・肉体と霊体を結んでいたシルバーコードが切れ、肉体と霊体が永久に分離すること

 2.死によって人間は、霊体という新しい身体をまとって存在することになる

 3.死後の人間の住処

 ・他界者は霊界という死後の世界で、新しく永遠の人生を始めることになる

 ・死によって自分自身が無くならないので、死を恐れる必要はない

 ・生前愛し合った人間とも、死後再び会うことができる

 ⑤シルバーバーチの死生観(人類史上、最高次元の死生観)

 ・死は喜びであり、希望であり、地上生活を終えたご褒美である

 ・死は新しい霊的人生をはじめる祝福すべきこと

 ・これまで誰も聞いたことがない、驚くような死生観を示すことになった

 ⑥死に類似した現象

 ・幽体離脱とは、あの世(霊界)に行って戻ってくるという心霊現象

 ・臨死体験とは、幽体離脱して戻ってきたことを思い出す体験

 ・睡眠中に、大半の人が幽体離脱し、霊界でさまざまな体験をして戻ってきている

 ・シルバーバーチによって明らかにされた驚異的な霊的事実

 ・これは、死後の世界でのリハーサルであり、死後の生活への準備

 ⑦死に関するさまざまな問題――地上人類の霊的無知が引き起こす問題

 ・自殺

  生命は神から与えられたもので、自分で勝手に捨て去ることは摂理違反

 ・死刑制度

  国家公認の殺人行為で摂理違反

  死刑制度は恐怖心に訴えて犯罪を抑制するもので、問題の解決にならない

  死刑ではなく、終身刑にすべき

 ・安楽死

  治る見込みがない病人を医学的処置によって死に至らせること 

  神から与えられた生命を勝手に葬り去るのは間違い

 ・延命治療

  痛みや苦しみを長引かせるだけ

  尊厳死とは、自然に死を迎えられるようにすること

 ・脳死と臓器移植

  死の正しい判定は、シルバーコードが切れる瞬間

  臓器移植自体が間違った医学

 ⑧死に関する社会的因習と宗教的行事

 ・葬式

  葬式や埋葬形式の多くは人類の霊的無知を反映したもの

  スピリチュアリズムの葬式とは、新しい人生の旅立ちを祝うときで、形式は一切不要

 ・墓

  無意味で間違った習慣

  スピリチュアリズムの墓は、あっても無くてもどちらでもよい

  火葬が好ましく、遺灰は山に埋めたり、海や川に流してもかまわない

詳細はスピリチュアリズム思想[Ⅰ]ー③参照→

 

2)シルバーバーチが語る「真実のイエス」

  「シルバーバーチの教え」上下を読みながら、シルバーバーチが地上人に伝えてくれた    

  真実のイエスの姿を学習しました。それは今までキリスト教が説いてきたイエス像とは

  大きく異なるものです。

 ①イエスは神ではなく、私たちと同じ人間

  イエスの誕生も、地上での生活も、死も、私たち人間と同じ自然法則によって支配さ

  ていました。もし誰でもわかるような後光がさしていたとするなら、十字架にかけられ

  死を迎えることはありませんでした。ただイエスの霊性は、人類史上最も高い霊的成長

  度に至った人間でした。また心霊能力も、どんな霊能者もまねできないレベルにありま

  した。

 ②イエスは、スピリチュアリズム運動の最高責任者・総指揮官

  イエスは、地上人を霊的無知から解放するために、当時のユダヤ教のなかに埋もれてい 

  た「基本的な真理」を教えるために生まれました。イエスが示した救いは「霊的真理に

  よる救い」であり、その後のキリスト教が説いた「贖罪による救い」ではありませんで

  した。今イエスは、そのスピリチュアリズム運動の最高責任者として、霊界の大軍団を

  率いて、人類救済計画を推し進めています。

 ③イエスは、全人類にとって“生き方の手本”

  イエスを信仰の対象として祭りあげられることを、イエスは喜ばれないとシルバーバー 

  チは伝えています。手の届かないところに上げられた神的存在のイエスではなく、すぐ

  そばにいて、私たちと苦労も喜びも分かち合う身近な存在です。「基本的な真理」であ

  る霊を中心にした生き方と、分け隔てのない利他愛の実践を示してくれた、イエスの“生

  き方の手本”に最高の敬意を払い、霊的人生の模範として私たちも従っていく存在です。

詳細はスピリチュアリズムによって初めて明らかにされた“真実のイエス像”

 

  ニューズレター第44号、45号参照→ 

 

参加者の感想→

 

 


2023年9月17日 学習のポイント

 

1)死の直後の様子

 ①死と死の眠りからの目覚め

 ・大半の地上人は混乱状態に陥り→死の眠り期間を経て→死の眠りからの目覚めに至る

 ・唯物論者や間違った宗教の狂信者は、死を頑なに否定するため地縛霊となる

 ・生前から霊的知識を知っている人は、死に気が付き、死の眠りからの目覚めが早い

 ②大半の地上人の死の直後の様子

 ・混乱状態→調整期間(休息所での眠り)→死の自覚(霊的覚醒)

  →他界者の出迎え→再び調整期間→幽界での生活

 ③唯物論者や間違った宗教の狂信者の死の直後の様子

 ・死を頑なに否定→地上生活の延長を続け、地縛霊同士が集まって悪事を働く

  →心の痛み・苦しみと反省→調整期間(長い眠り)→死の自覚(霊的覚醒)

  →償いの期間を経て→幽界での生活

 ④生前から霊的知識を知っている人の死の直後の様子

 ・早く死に気が付く(死の自覚)→他界者と再会→短い調整期間→幽界での生活

 ⑤死の自覚と霊的知識を知ることの重要性

 ・死の自覚は幽界に入るための第一条件

 ・正しい霊的知識を知っているかどうかが、死の自覚に決定的な影響を及ぼす

 ・霊的知識を知っている人は、自分の死をすぐに自覚し、

  知らない人は、死を自覚するまでに長い時を費やし、幽界下層で地縛霊として過ごす

 ・死を自覚できない他界者に対する、霊界サイドの救済活動もある

詳細はスピリチュアリズムの思想[Ⅰ]ー④参照→

 

2)シルバーバーチが語る「真実のイエス」

  「シルバーバーチの教え」上下を読みながら、シルバーバーチが地上人に伝えてくれた    

  真実のイエスの姿を学習しました。それは今までキリスト教が説いてきたイエス像とは

  大きく異なるものです。

 ①イエスは神ではなく、私たちと同じ人間

  イエスの誕生も、地上での生活も、死も、私たち人間と同じ自然法則によって支配さ

  ていました。もし誰でもわかるような後光がさしていたとするなら、十字架にかけられ

  死を迎えることはありませんでした。ただイエスの霊性は、人類史上最も高い霊的成長

  度に至った人間でした。また心霊能力も、どんな霊能者もまねできないレベルにありま

  した。

 ②イエスは、スピリチュアリズム運動の最高責任者・総指揮官

  イエスは、地上人を霊的無知から解放するために、当時のユダヤ教のなかに埋もれてい 

  た「基本的な真理」を教えるために生まれました。イエスが示した救いは「霊的真理に

  よる救い」であり、その後のキリスト教が説いた「贖罪による救い」ではありませんで

  した。今イエスは、そのスピリチュアリズム運動の最高責任者として、霊界の大軍団を

  率いて、人類救済計画を推し進めています。

 ③イエスは、全人類にとって“生き方の手本”

  イエスを信仰の対象として祭りあげられることを、イエスは喜ばれないとシルバーバー 

  チは伝えています。手の届かないところに上げられた神的存在のイエスではなく、すぐ

  そばにいて、私たちと苦労も喜びも分かち合う身近な存在です。「基本的な真理」であ

  る霊を中心にした生き方と、分け隔てのない利他愛の実践を示してくれた、イエスの“生

  き方の手本”に最高の敬意を払い、霊的人生の模範として私たちも従っていく存在です。

詳細はスピリチュアリズムによって初めて明らかにされた“真実のイエス像”

  ニューズレター第44号、45号参照→   

 

参加者の感想→


2023年7月16日 学習のポイント

 

1)人生観

 ①多くの人の人生の実態

 ・お金とモノが幸福を決定する、物質的価値観

 ・死とともに人生は終わり、死後の世界はない

 ②熱心な宗教者の人生観(宗教的人生観)

 ・教義に忠実な信仰生活が、最も価値がある生き方

 ・教義を守って信仰生活することで、死後の救いと幸福が約束される

 ・「死」と「死後の世界」に対する正しい知識がないため、「死」の恐怖を克服できない

 ③スピリチュアリズム初期の人生観(霊魂説に基ずく人生観)

 ・人生は死によって終わるのではない

 ・お金やモノ、地位や名声は、死とともにすべて消滅する

 ・物質的な利益の追求だけに人生を費やす人は、霊界では幸福になれない

 ④シルバーバーチの人生観(霊的人生観)

 ・地上人生は、一時的な仮の人生――霊界人生がメインで、地上人生はサブ

 ・地上人生は、霊界人生のための準備期間――地上の訓練場で霊的成長を達成する

 ・地上人生で最も価値があるものは、霊的成長(霊的成長至上主義)

  ――価値のある人生とは、霊的成長を促す生き方

 ・霊的成長を達することが正しい地上人生――霊主肉従の努力、利他愛の実践、

        苦しみの甘受

詳細はスピリチュアリズムの思想[Ⅰ]ー②参照→

 

2)インフォメーションNo.47の説明

 ①スピリチュアリズムはイエスが地上再臨を準備するために起こした計画

 ②イエスの地上再臨に向けての準備

 ・霊界における準備は1800年をかけて大霊団の形成

 ・地上における準備は、

  1.スピリチュアリズム運動の展開

    古いスピリチュアリズム(心霊現象)→新しいスピリチュアリズム(霊界通信)

  2.『シルバーバーチの霊訓』の降下

    イエスの教え、人類史上最高の霊的叡智、宗教思想、“真のバイブル”

  3.地上人による受け皿づくり

    イエスの地上再臨の受け皿となるための条件

    ・イエスの教えである『シルバーバーチの霊訓』を正しく理解、実践、自分を救う

    ・地上人生を『シルバーバーチの霊訓』の普及のために捧げる

    ・『シルバーバーチの霊訓』の思想体系化

  4.イエスの導きの中で完成した「スピリチュアリズムの思想体系」

    ・『シルバーバーチの霊訓』と「思想体系」の2本立てで進めていく

    ・『シルバーバーチの霊訓』は、“真のバイブル”

                ・「思想体系」は『シルバーバーチの霊訓』の手引書・参考書

詳細はインフォメーションNo47参照→

 

参加者の感想→

 


2023年6月18日 学習のポイント

 

1)人生観

 ①多くの人の人生の実態

 ・お金とモノが幸福を決定する、物質的価値観

 ・死とともに人生は終わり、死後の世界はない

 ②熱心な宗教者の人生観(宗教的人生観)

 ・教義に忠実な信仰生活が、最も価値がある生き方

 ・教義を守って信仰生活することで、死後の救いと幸福が約束される

 ・「死」と「死後の世界」に対する正しい知識がないため、「死」の恐怖を克服できない

 ③スピリチュアリズム初期の人生観(霊魂説に基ずく人生観)

 ・人生は死によって終わるのではない

 ・お金やモノ、地位や名声は、死とともにすべて消滅する

 ・物質的な利益の追求だけに人生を費やす人は、霊界では幸福になれない

 ④シルバーバーチの人生観(霊的人生観)

 ・地上人生は、一時的な仮の人生――霊界人生がメインで、地上人生はサブ

 ・地上人生は、霊界人生のための準備期間――地上の訓練場で霊的成長を達成する

 ・地上人生で最も価値があるものは、霊的成長(霊的成長至上主義)

  ――価値のある人生とは、霊的成長を促す生き方

 ・霊的成長を達することが正しい地上人生――霊主肉従の努力、利他愛の実践、

  苦しみの甘受

詳細はスピリチュアリズムの思想[Ⅰ]ー②参照→

 

2)インフォメーションNo.48の説明

 イエスが興したスピリチュアリズム運動に焦点を当て、3段階に分けられます

 ①古いスピリチュアリズム

  スピリチュアリズムの初期に展開した、心霊現象のメカニズムを科学的に研究し、霊魂

  説として証明されていきました。それによって、霊界にいる霊が地上人に働きかけ、通

  信を送ることが示されました。

 ②新しいスピリチュアリズム

  霊界通信によって、霊界に事実や、霊的真理がもたらされました。今まで答えが出せな    

  かった、死後の世界がどのようになっているか、又霊を中心とした生き方が分かるよう

  になります。霊界通信の集大成が『シルバーバーチの霊訓』です。

 ③真のスピリチュアリズム

  イエスの地上再臨によって、真のスピリチュアリズムが始まりました。これから『シル

  バーバーチの霊訓』だけでなく、イエスの指導の基になされた「思想体系」のセットで

  広められていきます。スピリチュアリズム運動の主導者、イエスとのつながりと、その

  受け皿となる普及会とのつながりが重要となってきます。イエスは2千年間、地獄のよ

  うな世界で苦しむ無数の霊たちを見続けてきました。地上時代にせっかくスピリチュア

  リズムに出会った人たちが、自己流のやり方で間違いを犯すことなく、正しい道を選択

  されることを願われています。

詳細はインフォメーションNo.48参照→

  

参加者の感想→

 


2023年5月21日 学習のポイント

 

1)人間観

 ①霊の心と肉の心

 ・地上人は霊の心を霊的意識として、肉の心を肉体本能意識として一つの心として感じる

 ・霊的意識は利他的方向、肉体本能意識は利己的方向を指向する

 ②潜在意識と顕在意識

 ・潜在意識とは霊の心から生じる霊的意識で、脳を通してその一部分が自覚される

 ・顕在意識とは肉体本能意識と潜在意識の一部分が一つになって自覚される

 ・潜在意識は地上人生で入手した、あらゆる情報を記憶する情報の倉庫

 ③死後の人間の身体と心

 ・人間は死後も知情意という心をもって、活発に精神活動を行う

 ・地上人生では常に霊、肉の葛藤を強いられるが、死によって肉的意識から解放される

 ・死後霊的意識の全てを自覚するようになり、肉体的障害は無くなる

詳細はスピリチュアリズムの思想[Ⅰ]ー2参照→

 

2)インフォメーションNo.47の説明

 ①スピリチュアリズムはイエスが地上再臨を準備するために起こした計画

 ②イエスの地上再臨に向けての準備

 ・霊界における準備は1800年をかけて大霊団の形成

 ・地上における準備は、

  1.スピリチュアリズム運動の展開

    古いスピリチュアリズム(心霊現象)→新しいスピリチュアリズム(霊界通信)

  2.『シルバーバーチの霊訓』の降下

    イエスの教え、人類史上最高の霊的叡智、宗教思想、“真のバイブル”

  3.地上人による受け皿づくり

    イエスの地上再臨の受け皿となるための条件

    ・イエスの教えである『シルバーバーチの霊訓』を正しく理解、実践、自分を救う

    ・地上人生を『シルバーバーチの霊訓』の普及のために捧げる

    ・『シルバーバーチの霊訓』の思想体系化

  4.イエスの導きの中で完成した「スピリチュアリズムの思想体系」

    ・『シルバーバーチの霊訓』と「思想体系」の2本立てで進めていく

    ・『シルバーバーチの霊訓』は、“真のバイブル”

    ・「思想体系」は『シルバーバーチの霊訓』の手引書・参考書

詳細はインフォメーションNo47 参照→

   東京スピリチュアリズム・サークル 参照→

 

参加者の感想→

 


2023年4月16日 学習のポイント

 

1)霊的成長を決定する、さまざまな摂理

 ①永遠の霊的進化の法則

 ・人間は神から分霊を与えられ個別性を持つ存在になる

 ・死後も霊界で、何億年、何十億年と生きる

 ・終わりのない霊的進化のプロセスをたどる

 ・究極的に神に融合し、一体化するようなことはない

 ・神に近づけば近づくほど、いっそう幸福感が増すようになっている

 ②霊優位(霊主肉従)の法則

 ・地上では肉体に閉じ込められて、霊的成長できない状態で生きている

 ・自動的に物質中心の状態――霊的窒息状態――本能の奴隷、物質的欲望の家来

 ・意識的に霊的要素を心の中心に捉える努力が必要

 ・霊的意識と肉的意識がぶつかりあう葛藤が生じる

 ・霊が心の主役としたとき――心全体に霊的エネルギーが満ちるようになる

 ・本能に支配されると――利己的思い、物欲肉欲、批判的な思いになる

 ・スピリチュアリストが目指す生活――最小限の物質で満足、質素で無欲な生活

 ③利他性(利他愛)の法則

 ・利他性は宇宙を支配する摂理――万物は他者との利他的相互関係で共存している

 ・人間も利他性を発揮して、調和状態に置かれるようになっている

 ・人間は利他愛の実践を通して、霊的成長する――利他愛は神の愛体得のバロメーター

 ・利他性の多い人程、霊性に優れ、霊格が高くなる

 ・反対に利己性は霊的成長を停滞させる

 ・霊主肉従の時に利他愛をもてるようになり――霊主肉従は利他愛をもつ前提条件

 ④自由意志の法則

 ・神は人間に霊的成長を選ぶことも、反することもできる自由意志を与えた

 ・神はなぜ、神自身も干渉できない自由を与えたのか――神が愛の存在であるために

 ・愛の関係を結ぶためには、束縛でなく自由にさせるしかない――自由は愛の本質的要素

 ・人間は霊的成長に反する行為をすると、良心という神の監視装置が働く

 ・極限の苦しみから、一人の例外もなく、自動的に摂理の方向に向かうようになっている

詳細はスピリチュアリズムの思想[Ⅱ]ー3参照→

 

2)人間観 

 ①人間の身体構造

 ・人間は「霊」、「霊の心」、「霊体」3つの(霊的要素)

         「肉の心」、「肉体」2つの(物質的要素)

  また人間は無形の「霊」、「霊の心」、「肉の心」

       有形の「霊体」、「肉体」

  合計5つの構成要素から成り立っている

 ・神の摂理に沿った秩序

  霊的要素 > 肉的要素  霊的意識 > 肉体本能  霊体 > 肉体

 ②「霊」と「霊の心」

 ・「霊」・・・人間の核、人間の本体(本質)

        神(大霊)の分霊、(霊的分子、霊的モナド)、ミニチュアの神

 ・「霊の心」・・・「霊」の道具、「霊」の表現器官、知情意の働きとして表現される

 ・地上人にとって「霊」は「霊の心」の中心

 ・最高次元の部分

詳細はスピリチュアリズムの思想[Ⅰ]ー1参照→

 

参加者の感想→

 


2023年3月19日 学習のポイント

 

1)霊的成長を決定する、さまざまな摂理

 ①自由意志の法則

 ・神は人間に霊的成長を選ぶことも、反することもできる自由意志を与えた

 ・神はなぜ、神自身も干渉できない自由を与えたのか――神が愛の存在であるために

 ・愛の関係を結ぶためには、束縛でなく自由にさせるしかない――自由は愛の本質的要素

 ・人間は霊的成長に反する行為をすると、良心という神の監視装置が働く

 ・極限の苦しみから、一人の例外もなく、自動的に摂理の方向に向かうようになっている

 ②自己犠牲の法則

 ・霊的成長は自己犠牲が大きければ大きいほど、大きな霊的成長になる

 ・正しい目的のための犠牲は決して損失だけで終わらない――「代価の法則」ともいう

 ・自己犠牲は自分の利益を後回しにして多くの人の幸せを優先する、最も価値ある生き方

 ③苦難の法則

 ・実践にともなう困難・苦難を克服すればするほど、霊的成長が早く促される

 ・乗り越えた困難や障害は、魂の栄養となり、肥やしとなって人間性に実る

 ・多くの苦労をすればするほど、またハードルが高ければ高いほど、より霊的成長する

 ・地上世界は光と陰の対照的要素からなっており、苦難は霊的成長における陰の要素

 ・陰の体験によって魂が純化され、鍛えられる――それによって光のありがたさを実感

 ・地上は光と陰の対照的体験をする、厳しい訓練場――「光と陰の対照の法則」ともいう

 詳細はスピリチュアリズムの思想[Ⅱ]ー3 参照→

 

2)シルバーバーチの神観

 ①創造主としての神

 ・神は霊界・宇宙、そこに存在する全生命体・存在物を創造

 ・唯物主義に基づく「進化論」は間違い

 ・神の働きかけによる段階的創造ー進化的創造論

 ・人間は神によって創造されたー神から分霊を与えられ、独立した個別の存在となった

 ・神の分霊(ミニチュアの神)が人間本体

  ー神は人間にとって“霊的親”、人間は皆“神のこども”

 ②大霊としての神

 ・神はあらゆる形式・概念を超越した存在ー無形・無限・永遠の霊的存在

 ・神はすべてを包み込む“大きな心”のような存在ー“無限に広がる意識体”

 ・神は被造世界(霊界・宇宙)と被造物に偏在している

 

3)イエスの地上再臨について

 ①イエスの実像

 ・イエスは人類史上、最高の霊性に至った人間であり、最高の霊格をもった高級霊

 ・イエスが地上時代に説いた教えは、「神を愛し隣人を愛する」という利他愛の実践と、

  「物質にとらわれない生活」という霊主肉従の教えだった

 ・地上時代のイエスは卓越した霊能者で、伝道の注目を集めるため心霊現象を起こした

 ・イエスは神の摂理に忠実な生き方をした「人間の手本」で、神でも救い主でもない

 ・イエスが現在スピリチュアリズムの主宰者であり、全人類救済運動を進める総責任者

 詳細はインフォメーションNo.37 参照→

 ②イエスの再臨はどのように現われるか

 ・今までスピリチュアリズムでは、イエスの再臨とは「霊界にいるイエスの霊的影響力が

  地上世界に降下を開始した1848年からのスピリチュアリズム運動のこと」と説明した

 ・2021年に普及会はイエスの地上再臨は「イエスが霊体をまとって直接地上に降臨して

  霊的影響力を行使すること」であると改めた

 ・イエスは肉体をもって再臨するのではなく、特定の地上人を通して霊的影響力が現れる

 ・イエスが現われる時、特定の地上人との間に霊界における類魂のような、霊的融合が

  一時的に生じる

 詳細はインフォメーションNo.41 参照→

 ③イエスが再臨のためにされた地上での準備

 ・日本の普及会を地上での受け皿として選び、地上で一緒に働ける仲間として育てた

 ・普及会にシルバーバーチの教えを学ばせ40年の信仰実践を重ねて霊的同胞を築かせた

 ・『シルバーバーチの霊訓』を思想体系化するよう指導して、スピリチュアリストが

  霊的真理を実践して、自力救済できる道を開いた

 詳細はインフォメーションNo.47 参照→

 

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2023年2月19日 学習のポイント

 

1)霊的真理から救いに至る自力救済のプロセス

 ・霊的真理を人生の指針とするためには、真理を正しく理解し、実践することが重要です

 ・真理の上に実践を積み上げる生き方がスピリチュアリストの正しい生き方霊的人生です

 ・そのプロセスを踏むことで神と摂理に対する絶対信頼を持つことができます

 ①霊的真理の正しい理解とは

  1.霊的真理の全体を正しく把握するー体系的理解と骨組みとなる重要ポイントの理解

  2.霊的真理が示す実践内容を正しく把握するー実践知の理解

 ②霊的成長のための実践内容

  1.霊主肉従の努力(霊を中心にした物の見方、考え方、行動をする)

  2.利他愛の実践Ⅰ(周りの人々や、動植物への愛の実践)

  3.利他愛の実践Ⅱ(霊的真理の伝道、全人類に対する利他愛の実践)

  4.苦しみへの正しい対処(苦しみの甘受はカルマの清算、霊的成長に不可欠な要素)

 

2)再生について

 ①カルマの法則

  ・神が造られた法則の中で最も基本的法則ー原因と結果の法則

  ・蒔かれた種は正確に実となるーこの法則は人間にも当てはまる

  ・行ったことはそれ相当の結果をもたらす

  ・この摂理はいかなる宗教儀式によっても変えることはできない

  ・因果律に干渉して都合のいいように変えることはできない

 ②再生の目的

  1.カルマの個人的清算

   ・自分で犯した罪は自分で清算するー自己責任の法則

   ・罪はそれ相応の苦しみをもって帳消しにされるー償いの法則

   ・償う方法はカルマの重さによるー地上で償う→幽界で償う→再生人生で償う

  2.類魂(集合化した大きな意識体)としての共同成長

   ・共同体に有益な能力と意志力の開発

   ・多彩な経験知の共有

 ③再生のメカニズム

  1.何が再生するのかー今の同じ人格的存在が再生するのではない

    次の人生で現われるのは別の人格的存在(パーソナリティー)

  2.霊的意識の総体(潜在意識)をインディビュジュアリティーと呼び

    現在現われている霊的意識の一部分(顕在意識)をパーソナリティーと呼ぶ

 ④親と再生人生の関係

  ・「誰を親として生まれるか」がカルマ清算の重要な条件になる

  ・親の子供になることで、遺伝病を発病し、苦しみの人生を送る

  ・霊界で状況を知った本人が、自らその親を選ぶ

  ・地上的には親の罪が子供に遺伝したように映る

  ・病気の可能性を承知の上で、敢えて子供のほうが自らの運命を選ぶ

  ・親の罪が罰として子供の難病を起こしたのではないー自分の罪は自分で償う

  ・先祖が摂理に反してカルマをつくったー先祖自身が償うしかない

  ・子孫が先祖の罪を代わって償ってあげることはできない

 詳細はスピリチュアリズム思想[Ⅰ]7.類魂と再生について 参照→ 

 

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