2024年12月15日 学習のポイント
1)インフォメーションNo.52 イエスの地上再臨と『シルバーバーチの霊訓』について
『シルバーバーチの霊訓』は人類史上“最高の宗教思想”です。従来の宗教が、一人の地上
人である教祖から示されたものであるのに対し、『シルバーバーチの霊訓』は、霊界にい
る高級霊、しかもその頂点に立つイエスからもたらされたものだからです。2021年4月に
「イエスの地上再臨」が実現し、次々と地上にメッセージ伝えられました。再臨したイエ
スによって、これまで不明瞭であった「再生現象」についての真実も、詳細で明確な説明
を通して明らかにされるようになりました。
2)再生観 (生まれ変わり現象)
①一般的な再生観とシルバーバーチの再生観の違い
・一般的な再生観では、同じ人物像(パーソナリティ)か、同じ魂が再生するとした
・シルバーバーチの再生観では、死後もっと大きな“魂のグループ(類魂)”に入り、別
の一部が分割して地上に再生すると説いた
②類魂とは
・霊界では霊的成長度が合った霊たちが、霊的家族を作って存在している
・霊的家族の魂が集合化すると、霊的意識が一体化され、全体と個が融合化する
・ダイヤモンドの相のように類魂化された魂は、本人の地上の使命に合わせて、
必用な糧をいくつか含めて再生していく
③再生現象の真実
・類魂化されるごとに、他の仲間が獲得した霊的成長の糧を共有化していく
・共有化することで、お互いが持ち寄った利他愛・利他性は深まっていくが、
その表現の仕方である個性は変わらず、益々個性的になっていく
④再生の目的
・一人が再生し地上の体験を持ち帰ることで、類魂全体が共同成長の道をたどる
・地上に残してきた質(カルマ)を清算して、個としての足枷を外す
・人類救済の使命のため、高級霊がスピリチュアリズ普及のために降りてくる
2024年11月17日 学習のポイント
1)スピリチュアリズム思想(霊的思想)の大樹
『シルバーバーチの霊訓』を3つに系統化・体系化
①スピリチュアリズムの思想体系【Ⅰ】・・・時間軸
・人間が今後たどっていく道筋を中心に真理を整理
(人間観ー人生観ー死生観ー死後世界観ー再生観)
②スピリチュアリズムの思想体系【Ⅱ】・・・水平軸
・人間を取り巻く世界を中心に真理を整理
(神観・摂理観ー霊的世界観ー地上世界観)
③スピリチュアリズムの思想体系【Ⅲ】・・・霊的成長のための実践軸
・人間の霊的成長とそのための実践を中心に真理を整理
(霊主肉従の努力ー利他愛の実践ー苦しみの甘受)
2)スピリチュアリズムの思想体系【Ⅰ】
①人間観
・人間は霊体と肉体の2つの身体を持ち、同一場所に重複して存在している
・人間は、霊、霊の心、霊体、肉の心、肉体の5つの構成要素からなる
・霊が人間の一番の核(中心・本質)であり、大霊(神)の分霊
・霊の心は、霊の表現器官であり、知情意として表現される
・人間は霊の心と肉の心を一つの心として認識している
・一般の地上人には霊の心(霊的意識)と肉体本能の区別がつかない
・地上人が心として自覚しているのは、霊の心の一部分と肉体本能の意識
②人生観
・唯物論者は、人生は肉体生命が存在する間の営みと見る
・死を前にしたとき、恐怖や孤独感に苦しめられる
・宗教者の人生観は、死後の世界を認めるが、物質的価値観に染まらない人はいない
・その最大の原因は、死後の世界についての正しい霊的知識がない
・スピリチュアリズムの人生観は、霊界の事実を根拠に、物質的価値観を否定する
・地上人生は、霊界での生活のための準備期間
③死生観
・死とは、霊体と肉体をつないでいるシルバーコードが切れた状態
・死は、霊の世界への新たな誕生であり、霊界で永遠に生きていく
・死は、恐れるものでもなく、悲劇でもない
・霊的世界への旅立ちであり、喜ばしい祝福の時
2024年10月20日 学習のポイント
◎死後世界観
1)さまざまな他界観とシルバーバーチの他界観
①二分的他界観――もっとも一般的な他界観
生前の善悪の行為によって死後、天国か地獄へ行く
②輪廻的他界観――古代インド宗教、仏教
多くの仏教徒が、地上の善悪の行為によって、天国か地獄へ行くと考えている
③多層的他界観――死後の世界は、地上世界を含め複数の階層からなる
神智学、人智学、新宗教、初期のスピリチュアリズム
④シルバーバーチの他界観――シルバーバーチによって明らかにされた真実の他界観
無数の界層から構成される一つの世界=地上圏世界
2)死の直後から幽界へ
①死→死の眠り→目覚め・知人の迎え→死の自覚(自分は死んだ)→浄化の生活
②地縛霊Aー死の自覚を持てない者→地上人生の延長
③地縛霊Bー死の自覚を持つが、浄化の生活に入れない者(狂信家・思想家)
▪幽界での霊的浄化(地上的意識・欲望を取り除く)→霊界へ行く準備
4)霊界の界層への住み分け
▪霊的成長度に合った界層に行く
▪同じ霊的成長度の者同士のグループ形成(霊的家族)
2024年9月15日 学習のポイント
1)神の摂理と、正しい信仰
①従来の宗教における、神と人間の関係――直接的な関係
・人間が熱心に祈り、求めれば、神は応えてくれると信じ、的外れな祈りを続けてきた
②シルバーバーチが説く、神と人間の関係――摂理を介した間接的な関係
・人間が摂理に一致する行為をすれば、霊的成長し幸福になる
2)神の摂理と、人間の形成
・人間の素材となっている物質は、物質次元の法則に支配されている
・人間の肉体は、生命体の法則(代謝と生殖)に支配されている
・人間の霊体は、サイキックな心霊法則に支配されている
・人間の精神は、魂をつかさどる霊的法則に支配されている
・人間の核となる分霊は、霊を成長させる神的法則に支配されている
3)神の摂理と、人間の霊的成長
①永遠の霊的進化の法則
・人間は神から分霊を与えられ、個別性をもって永遠に進化していく
②霊優位(霊主肉従)の法則
・地上人が霊的成長するためには、霊優位にする自己コントロールが必要とされる
③利他性(利他愛)の法則
・人間の霊的成長度は、利他性を多く有する人ほど霊性が優れる
④自由意志の法則
・神は人間に自由意志を与え、自分の責任で霊的進化の道を歩むようにさせた
⑤因果(カルマ)の法則
・人間の思いと行いも、因果の法則が適用され、摂理に反すれば負のカルマとなる
⑥償いの法則(カルマ清算の法則)
・摂理に背いた結果は、いつか苦しみとして返り、その苦しみがカルマ清算になる
⑦自己責任の法則
・因果の法則に基づく悪い結果は、自分自身でしか清算できない
⑧代価の法則(自己犠牲の法則)
・霊的成長のためには、自己犠牲という代価を支払わなければ成長できない
⑨両極性(対照)の法則
・神は地上世界を、光と陰の両極性のある対照的訓練場として造られた
2024年7月27日 学習のポイント
1)霊性教育について
①霊的観点から見た「親子関係論」
・出産は物質世界ならではの特殊な出来事ー霊界には結婚も出産もない
・地上には「血縁信仰」という、血縁関係を大切にすることから生じる悲劇がある
②親子を結びつける絆とは
・子供にとって神が霊の親で、両親は肉の親ー霊界では親と子は霊的兄弟姉妹
・神を共通の霊的親とする理解から、子供との間に“霊的絆”が確立される
・カルマ的関係による親子関係を、再生のときに子が親を選択する
③地上の親は「神の代理人」、子供にとって肉体をまとった「第二の神」
・親は神と子供との「媒介者意識」が大切で、「所有者意識」を持ってはならない
・子供を育てることは、無限に続く進化のプロセスのひとコマを担当すること
詳細はスピリチュアリズムの思想体系Ⅲー9 霊性教育について→
2)霊的真理の普及活動(伝道)
①伝道の意義
・霊的真理の伝道は最高の利他愛の実践で、他の人にはできない特別の人助け
②伝道を始める前の準備
・まずは自分自身の「霊的新生」からー人々に働きかける前に、自分を改める
・「霊的新生」させるための4つの実践項目
1.「祈り」を覚える、 2.「霊的真理」を徹底して学ぶ、
3.スピリチュアリストとしての心構えの確立 4.「霊優位の努力」をする
③伝道を進める上での2つの大原則
1.道具意識に立った伝道
2.時期のきた人に伝える
詳細はスピリチュアリズムの思想体系Ⅲー4 霊的真理の普及活動(伝道)→
2024年6月16日 学習のポイント
1)霊的人生を送るための秘訣ー犠牲精神と霊的視野
①犠牲精神の大きさによって利他愛の深さが決まる
・利他愛の極致が犠牲精神であり、それに見合った霊的成長がなされる
・犠牲的生き方こそ最も賢い生き方であり、神からの霊的エネルギーが返ってくる
②霊的視野とは、霊的真理に立った見方・考え方のこと
・霊的視野を身につけることで、人間の心は広く・明るく・楽天的になる
・霊的視野は、苦しみに正しく対処する最も強力な“霊的武器”となる
詳細はスピリチュアリズムの思想体系Ⅲー6 犠牲精神 霊的視野→
2)霊的人生を送るための実践項目ー苦しみ・困難への正しい対処
①霊主肉従の闘いによる苦しみ
・地上人生は、神が物質世界を、苦しみを体験する場所として造られた
・霊主肉従の苦しみは、霊的成長を求める人だけが感じる、“霊的人生”を歩む証
・霊的エネルギーを取り入れるため、自分に相応しい霊的真理にしがみつく
②利己愛との闘いによる苦しみ
・相手の人間からエゴを取り除こうとか、力ずくで利己性を押さえ込もうとしない
・敵をも愛する理想に向けての努力で、自分の利己心が浄化されていく
・寂しさ・孤独は霊的エネルギーの欠乏から生じる
・人から良く思われようと、悪く思われようと、どちらでもよい
③カルマによる苦しみ
・因果(カルマ)の法則により、悪い行いによるツケは、本人が負わなければならない
・生まれた環境や周りの人間のせいにしてはいけない
詳細はスピリチュアリズムの思想体系Ⅲー5 苦しみへの正しい対処→
2024年5月19日 学習のポイント
1)霊的人生を送るための秘訣ー道具意識
①霊界の人々が最善の導きをしてくれることを信じる
・道具意識によって、霊界との“愛の絆”が強化される
・私たちの能力不足を補ってくれ、大きな働きができるようになる
②道具意識は真の謙虚さをもたらす道
・高級霊の謙虚さは自らを“神の道具”としている
・主役は霊界人で、地上人は脇役
・いかなる宗教や道徳に勝る優れた“霊的処世術”
③道具意識がもたらす大らかな生き方
・道具意識に徹すれば、大船に乗った気持ちで安心して歩むことができる
2)霊的人生を送るための実践項目ー苦しみの甘受
①地上人生に苦しみ・困難は付もの
・地上で生活している人間で、苦しみから解放されている者はいない
・宗教は苦しみを取り除くことを売りにし、シルバーバーチは“霊的成長の友”と説く
・苦しみはカルマを清算し、霊的悟りをもたらし、霊的成長を促す
・苦しみは霊の道具としての資質を高め、再生前の決意を呼び戻す
②地上人生における、さまざまな苦しみ・困難
・肉体を持っているために発生する苦しみは、善を行う意志や忍耐力を鍛える
・人間愛から発生する苦しみは、利己愛を克服し、利他愛への意志を強化する
・カルマによって発生する苦しみは、“悪いカルマ”を帳消しにする償いの摂理
・地上人類の霊的無知から発生する苦しみは、霊的成長をもたらさない“無益な苦しみ”
詳細はスピリチュアリズムの思想体系Ⅲー5 苦しみへの正しい対処→
2024年4月21日 学習のポイント
1)霊的世界観
①人間以外の霊的存在者ー天使について
・天使は人間と同じように、神から分霊を与えられ、霊的成長の道を歩む
・天使には霊体はなく、光輝く光源体として存在し、男女の性別がない
・天使の役目は神の摂理の執行者として、霊界と宇宙の維持、調和を図る
・キリスト教による堕落天使(サタン)説は、霊界の事実に反する作り話
②霊界と地上人との関係
・地上人が生まれた時から、全ての人に一人の守護霊がつき、地上人を導く
・背後霊は、仕事や使命を縁として、複数の霊界人が働きかける
・幽界下層の低級霊が、憑依やからかいをしたりして悪い働きかけをする
・地上人の考え方・生き方によって、善霊と悪霊の働きかけをうけるようになる
詳細はスピリチュアリズムの思想体系Ⅱー5光輝く霊的世界の様子→
詳細はスピリチュアリズムの思想体系Ⅱー6霊的世界の存在者たち→
2)スピリチュアリズムの神観ー5つの神の定義
①創造主としての神
・神は、霊界と宇宙と、そこに存在する万物を創造した
・神は、自分の生命を付与して、全生命体を創造した
・神は、自分の一部を分霊として人間に与え、霊的存在者として創造した
②大霊としての神
・神は、無形で無限の意識体として存在
・神は、霊界・宇宙のすべてを包み、霊界・宇宙の隅々にまで浸透
・神は、人間の内と外、霊と心と肉を貫いて存在。人間は神の霊に包まれて存在
③愛の始原としての神(愛なる神)
・神の愛は、霊界と宇宙と、全生命体・全存在物に注がれている
・神の愛は、地球上のすべての人間に等しく注がれている
・神は、人間に分霊を与え人間を神から独立した存在、永遠に成長し続ける存在とした
④摂理(法則)としての神
・神は摂理をとうして被造物を支配し、被造世界を維持
・神の摂理による支配は、被造世界の隅々にまで及び、宇宙全体の調和状態が保たれる
・人間の生命活動と霊的成長も、神の摂理に基づいてなされている
⑤究極の理想としての神
・神の分霊を与えられた人間にとって、神は永遠の目標であり、究極の理想
・人間は永遠の人生における霊的成長を通して、一歩一歩、神に近づいていく
・人間は、神に近づけば近づくほど幸福感が増し、喜びが深まっていく
詳細はスピリチュアリズムの思想体系Ⅱー神観 YouTube→
2024年3月17日 学習のポイント
1)地球人類の神の概念の変遷と信仰の歩み
①地球人類の信仰の変遷
・精霊信仰 霊的存在や自然界の力を信仰対象
・多神教信仰 特定の精霊を神として守護神化
・一神教信仰 ユダヤ人社会で成立 キリスト教・イスラム教として拡大
②霊界における神の認識――唯一・共通の神を信仰対象としている
・霊界人はストレートに神を実感できる
・霊界では基本的な神認識が全員に共通している
・霊界人は皆、神への経験な信仰者
2)摂理としての神
1〉摂理の神が引き起こす地球人類の信仰革命
①神の奇跡と直接関与を願うこれまでの信仰
・神に頼り、願いを叶えてもらう信仰ー必死に祈り、奇跡を起こして助けてもらう
・地上の宗教における神と人間の関係は、すべて直接的なものだった
②摂理を通じての神の間接支配
・宇宙の森羅万象は厳格な摂理によって、神は間接的に支配している
・人間が熱心に願い、訴えても、摂理に反する奇跡も偶然も生じない
③摂理の神が引き起こす地球上の宗教革命
・神は摂理の背後にいて、直接姿を現さない
・摂理の神という霊的真理が、神に対する姿勢を変え、宗教革命を起こす
2〉神の摂理の支配下における神への正しい対応と姿勢
①愛の神のもとで行われてきた間違った信仰
・弱い人を愛し、罪びとを許し、苦しむ人を慰める愛の神を求めてきた
・事実とはかけ離れた、哀れみの神は人間の空想でしかない
②的外れな信仰をしてきた地上の宗教
・神の摂理は人間的な感情の入る余地がない、機械的正確さをもって働く
・これまでの祈りと信仰がいかに的外れで、無駄なことを延々と続けてきた
③神の摂理が支配する世界における神の愛
・神は摂理として人間の前に現われ、人間から見ると冷たい存在として映る
・神は愛の動機から摂理を設け、人間が摂理に調和することで幸せになれる
④神の摂理の支配下における人間の立場
・神は摂理の支配によって初めて、全人類への霊的親の資格を持つ
・完璧な法則のため、一人の例外もなく完全平等・完全公平な親として人類に君臨する
⑤神の摂理に合わせる努力こそ真の信仰
・信仰実践の道は、神の摂理を正しく知ることから始まる
・人間の幸福は、人間のほうから摂理に合わせることによって実現する
⑥スピリチュアリズムは神の摂理が信仰対象
・霊界では、神の摂理の支配に疑いを抱いたり、これを無視する霊界人はいない
・摂理による支配を受け入れる霊界の宗教を、地上にもたらそうとする宗教革命
詳細は「思想体系Ⅱー5」摂理の神が引き起こす地球人類の宗教革命→
「思想体系Ⅱー6」神の摂理の支配下における神への正しい対応と姿勢→
2024年2月18日 学習のポイント
1)シルバーバーチの善悪観
①善悪観と宗教
・多くの宗教は、神を善とし、神の教えに忠実な生き方を善なる行為とした。
・神への反対勢力(サタン)を悪とし、対立の構図をつくり出した。
・しかし、「神とサタンの対立」は霊界にも地上界にも存在しない。
②シルバーバーチの善悪観の特色は、「神の摂理」に善悪の基準をおく
・神は摂理に従って、全ての人間を機械的に支配し、完全平等・完全公平に扱う。
・神の摂理に一致すれば善となり、違反すれば悪となる。
③「霊的成長」を中心とするシルバーバーチの善悪観
・神の摂理に一致した、「霊的成長すること」が善。
・神の摂理に反して、「霊的成長を妨げること」が悪。
④善の行為の具体的内容
・従来の宗教は、神にすがる祈りや、修行による自己満足で、霊的成長できなかった。
・シルバーバーチの善の行為は、霊優位の生き方、利他愛の実践、苦しみの甘受。
⑤地上人は、善と悪の両方を体験するなかで霊的成長していく
・シルバーバーチは、善と悪のことを「光と陰の法則」とも言っている。
・地上人は,「光と陰」の両法を体験し「光の世界」のありがたさを知るようになる。
・地上世界は、「陰」の体験をする霊的成長の訓練場。
2)地上人生の目的と霊的成長のための歩み
1〉.地上人生の目的
1.人間の人生を貫く霊的成長という大原則
・人間は永遠に霊的進化の道をいく「神の分霊」として創造された
・人間は何のために生まれてきたのか?→「霊的成長」して、神に近づいていく
・霊的成長ができないまま人生を終えた人 →地上に生まれた価値がない
2.地上人生は、霊界での生活の準備期間
・地上には霊界とは異なる霊的成長のプロセス(基本的霊的成長)がある
・地上は霊界での生活の準備をする→魂のトレーニング場
・しっかり準備ができれば、霊界での生活は喜びとなる
2〉.地上人生における霊的成長の訓練
1.地上における2つの訓練内容
①地上人生の訓練〈1〉ー「霊優位の闘い」
・地上人は物質に包まれているため、すべての点で霊中心が困難
・意識的に努力しないかぎり、物質(肉体本能)に巻き込まれる
・相当な努力が必要→それが結果的に霊的意志の力を鍛える
②地上人生の訓練〈2〉ー「利他愛の実践」
・地上ではさまざまな霊的レベルの人間が、同一平面上に同居している
→対人関係に絶えず軋轢が発生する
・霊界では同じ霊的成長レベルの霊が集まり、霊的家族として共同生活している
→利他愛の実践は困難ではない
・地上では「利他愛の実践」にとてつもない忍耐と寛容性が必要とされる
2.スピリチュアリズム人生とは、霊的真理を実践する信仰的歩み
・霊的真理は単なる知識・情報ではない
・真理を実践してはじめて「霊的成長」するようになっている
・霊的真理の実践によって、地上にいながら「霊的人生」を歩む
・「霊的人生」とは、神の摂理を受け入れ、神の摂理に合わせて生きること
・霊界の導きを信じ、道具意識をもって生きること
詳細は「思想体系Ⅰー8」地上人生の目的と霊的成長のための歩み→